こんにちは!
今回はダイエットしないで太っている状態を続けるとこんなリスクがありますよ。
という話題です。
読み始める前に鏡の前で、上半身裸になって自分の体をまじまじと見てみてください。
お腹の脂肪を摘んでみてください。
二重アゴをたぷたぷしてみてください。
それでは、心して読み進めてください。
子供の将来性を狭めている
愛する子供と公園で遊ぶと楽しいですよね🎵
このまま素直で元気で健やかに育ってほしいと願っていますよね。
やりたい事を仕事にして、暖かい家庭を築いてくれたら本望ですよね。
そんな子供の可能性をあなたが潰しているとしたらどう感じますか?
あなたが父親であることが子供に悪影響を与えているとしたら。。。
そんなことあってはならないですよね!
でもそれが、あり得る話なんです。
親の肥満は、子供の肥満リスクを高めることが知られています。
特に、父親が高カロリー食を摂取している場合、子供が糖尿病や脂肪肝になるリスクが増加することが明らかになっています。
肥満児の場合、運動は苦手な可能性が高いですね。
小中学生は運動会やマラソン大会など走る機会が多いです。
その度に友達と比べて自分は劣っているんだと自信を失っていきます。
学業においても肥満の子供は、一般的に成績が低い傾向があるようです。
肥満は脳の学習機能や記憶に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。
これらは明確に示されているわけではありませんが、
ボクの考えとしては太りやすい環境や習慣
・就寝時間が遅いことによる睡眠不足
・食生活の乱れによる栄養不足
・運動不足による認知機能・思考力・集中力の低下
が学業成績に良くない影響を与えていると思っています。
ボクの小学校の頃のあだ名は「満腹太る君」
子供ながらに心に傷がついたことを覚えています。
4年生の時に心躍らせてサッカー部に入ったのですが、
上級生から「そんなにデブだから動けね〜んだよ」
と言われたこともありました。
肥満はイジメの要因にもなるのです。
あなたの愛する子供が肥満が原因でイジメられているとしたら、どうですか?
しかも太った原因があなたの生活習慣にあるとしたら。
ボクなら耐えられません。今すぐにでも子供と共にダイエットを始めますね!
15年後、あなたはどんな生活を送っていますか?
子供達は成人して、働き始め親の手を離れました。
これからは自分のやりたいことに使える時間が増えます。
あなたは何をしたいですか?
・妻と新婚旅行に行った先を訪れる
・全国各地の美味しいもの、旨い酒を求めて旅をする
・友人と草サッカーを楽しむ
・富士山に登る
・田舎に引っ越し自給自足生活
などなどやりたいことたくさんありますよね🎵
ちょっと待ってくださいね。
今の生活を続けていて、あなたの体が15年後にどうなっているか想像できますか?
体重維持なんてできないですよ。
今より体重増えているのは確実ですね。
走るのなんて不可能。もしかしたら歩くのだってキツくなっているかもしれません。
そんな状態で、やりたいことできますか?
富士山に登れますか?
スポーツできますか?
食事やアルコールさえも制限されているかもしれませんよ。
肥満はあなたの人生の楽しみすらも奪ってしまう可能性があるんです!
そんな悪魔に取り憑かれたような状態を放置していていいんですか?
肥満が健康に与える悪影響
まず健康とは、肉体的、精神的、及び社会的に完全に良好な状態と定義されています。
つまり、体と心とお金と周囲との関わりが充実しているということです。
肥満が体に与える影響から見てみましょう。
最初に気づくのは動きづらいということですよね。
思ったように走れない。お腹が邪魔で通れない。ジャンプができない。
動きにくいのを感じて、太ったことを実感することも多いですね。
この状態が続くと、健康診断で異常値が現れてきます。
糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症などの生活習慣病と呼ばれる疾患ですね。
生活習慣病は偏った食事、過度の飲酒、運動不足、ストレス過多などからくる肥満が大きな要因とされています。
生活習慣病を複数抱えている状態をメタボリックシンドロームと言います。
メタボの診断基準のひとつに腹囲があるのはご存知ですよね?
男性85cm以上、女性90cm以上が基準値なんですが、特に男性は結構シビアです。
40代以上の方で測定してみるとかなりの割合で基準値をオーバーしているのではないでしょうか。
薬剤師としての現場経験から言わせていただくと、この時点でダイエットすれば腹囲はもちろん、健康診断の数値も改善することが出来ます。
4〜5kgのダイエットでオーバーしていた数値が基準値内に収まった方を数多く見てきました。
生活習慣の改善を試みたものの血液検査数値が改善しない場合は薬を始めることになります。
薬はもちろん効果的です。使えば血圧や血糖値、悪玉コレステロールなどの検査数値をある程度下げることが出来ます。
ただし、デメリットもたくさんあります。
・副作用のリスクがある
・経済面で明らかにマイナス
・医療機関受診に時間が取られる
・薬だけに頼って、生活習慣を変えないと病気が病気を増やしていく
上から順に説明していきますね。
まずは副作用からです。副作用は主に2種類に大別されます。予想できる副作用と予想できない副作用ですね。
予想できる副作用とは、『薬が効きすぎている状態(降圧薬を飲んで血圧が下がりすぎたなど)』や『期待している作用以外の作用が発現した(痛み止めで胃が荒れたなど)』があります。
薬によっては浮腫が出やすかったり、オナラが出るものもあります。
予想できない副作用はアレルギー反応に基づくものです。体質に合わないと言われるものですね。
軽微なものでは発疹や発熱、吐き気などで済みますがアナフィラキシーで呼吸困難や意識障害などの重篤な症状が出る場合もあります。
経済面での損失も見過ごせません。
1〜2ヶ月に一度、医療機関と薬局で支払いが必要です。治療状況・使う薬によって金額は大きく異なりますが、月に3000円かかるとしたら年間の実費支払いは36000円です。
家族で旅行したり、妻にプレゼントしたり、自分の趣味に使ったり。
この36000円でもっと家族が豊かになれるのに。。。
もったいないですね。
保険料負担を見てみると、84000円にもなります。
医療費は増加を続けています。
税金が高くなる要因のひとつとも言えますね。
医療機関受診されている方は自分も税金使っちゃっているんだと自覚が必要ですね。
受診に時間がかかる。
これは忙しい方にとっては地味に痛いですよね。
最近は予約システムの導入などにより待ち時間を減らす努力をされている医療機関も増えてきてはいますが、地方ではまだまだ待ち時間1〜2時間なんて病院は数多くあります。
受診で待って、薬を貰うのに薬局でも待って結局半日かかってしまったなんてことも十分にあり得ます。
時間は命と同じです。太ったことが原因で無駄に命を削られるんです。
限られた命を存分に使うためにもダイエットしていきましょう。
病気は病気を呼びます。
特に生活習慣病は友達を作るのが早いです。
例えば、中性脂肪の値が高いからと薬を飲み始めた。
薬の効果で検査数値は基準値内に入ったから生活習慣は元に戻してしまった。
半年後の検査では、中性脂肪は基準値内だけど、悪玉コレステロールが増加していた。
薬が2種類に増えた。
ヤバいと思って一時的に食事管理とウォーキングをして検査結果はまずまずの数値に。
ここで食事管理と運動をやめてしまうと、友達がどんどん増えていく。
血管壁にコレステロールが付着することで、血管が硬く狭くなり高血圧になり、肥満はインスリンの効きが悪くなるので糖尿病を引き起こします。
この状態を続けていくと、心臓に負担がかかり、腎臓に負担がかかり、肝臓に負担がかかり、もう病気のオンパレードになってしまいます。
薬を飲んで検査数値が下がったことで病気が治ったと錯覚するとこうなります。
一時的に薬を使って数値を下げることは必要です。
しかし薬に頼り続けてはいけません。
大事なのは生活習慣を変え、体重を減らし、適度な運動で健康な体を維持することです。
薬は飲まないで済む状態が基本なんです。
ただ太っているだけの状態から、不健康なおデブちゃんになるのはあなたが考えているより早いですよ。
肥満の時期が長ければ長いほど、年齢を重ねれば重ねるほどダイエットは難しくなります。
始めるのは今が最適なんです!
今回は太っていることのマイナス面に焦点を当ててみました。
ダイエットを始めるキッカケになれば幸いです。
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