こんにちは。
人生を豊かにするダイエットコーチのごうです。
「健康診断あるから1ヶ月で5kg体重減らしたいんだよね。」
「食べなきゃ痩せるっしょ。炭水化物と脂質摂らないようにすればいいよね。」
「運動は嫌いだから、食事制限だけでダイエットするよ。」
「1食を⚪︎⚪︎に置き換えればダイエットできるんでしょ!楽勝じゃん。」
「薬で痩せられるならいいよね!食事制限も運動もしなくていいんでしょ。」
これらのやり方のどこに問題があるかわかりますか?
短期間で、楽して、減量のみを目標とするダイエットだということです。
詳しく説明していきますね。
Contents
間違った目標の立て方
減量のみを目標とすること
体重減少のみを目標にすると、体重という数値に捉われることになります。
ちょっとした体重の増加で、「あれ食べなきゃよかったな」と罪悪感を感じ、「やっぱり自分にはできないんだ」と自信を失っていきます。同じような生活をしていても体重は増えることもあれば減ることもあります。
1ヶ月程度の期間でみて下降していれば順調なのに体重のみの目標設定とすると一喜一憂して精神を削られる→過度のストレスがかかり暴飲暴食→挫折。という流れに陥りやすいです。
短期間での減量を目標とすること
1kgを脂肪を落とすのには7200kcalのエネルギーを減らす必要があると言われています。
つまり1ヶ月で5kg落とすには毎日2400kcalのアンダーカロリーにしなければなりません。
ほとんど食事をせずにランニングなどの有酸素運動を毎日実施しなければならない計算ですが、実行はほぼ不可能ですよね。もし達成できたとしても脂肪と共に筋肉が減り、基礎代謝が大きく低下しているので、食事量を増やしたらすぐにリバウンドすることになります。
失敗しやすいダイエット方法
栄養バランスを無視した食事制限
ここにプチ断食や置き換えダイエットも含まれます。
食事(栄養)は生きるため、体を動かすために必須なものです。
必要な栄養まで削ると健康に影響が出てきてしまいます。
頭が働かない、強い倦怠感がある、楽しさを感じられず無気力、こんな状態ではダイエットを続けられるわけないですよね。
運動なしのダイエット
食事制限のみのダイエットだと、脂肪減少とともに筋肉も減少してしまいます。
つまり基礎代謝が大きく下がると言うことです。
その状態で、以前の食事量に戻したら…以前よりも体重が増えてしまいますよね。そればかりか筋肉より脂肪の割合が増えて更に痩せにくい体になってしまいます。
メディカル(医薬品)ダイエット
薬を使って食欲を抑えたり、脂肪を溜め込みにくくしてダイエットする方法です。
現在日本において肥満症に対して保険適応が認められている薬は数種類に限られています。メディカルダイエットととして広まっているのは糖尿病治療薬として開発された医療用医薬品がメインです。元々は血糖値を下げる薬なので血糖値が下がりすぎる低血糖や吐き気などの副作用が問題視されています。
ダイエットを成功させるための大原則
継続できる
今後の人生において、体重を減らす期間よりもダイエットを終えて体重を維持する期間のほうが長いですよね。維持していくためにはダイエット期間中とほぼ同じことを続けていく必要がありますよね。なぜなら元の生活に戻したらリバウンドして元の体重に戻ってしまうのだから。
つまりずっと続けられることをダイエットのアクションとして取り入れる必要があるってことです。
この1ヶ月だけ運動頑張ろう!この3ヶ月だけ間食減らそう!では失敗するに決まっていますね。
インフルエンサーがやっているから、知人に勧められたからではなく、自分の生活習慣や食生活、性格を考慮して自分に合ったアクションを模索する必要があります。
減量以外にも目標を持つ
「何のためにダイエットするのか?」を決めておく必要があります。
健康になりたい!
かっこよくなりたい!
割れた腹筋にしたい!
モテたい!
何でもいいんです。何個あってもいいんです。たくさんあったほうが途中経過で成果を認識しやすいから。
例えば「減量」と「割れた腹筋」を目標設定したとします。
ダイエット開始から1ヶ月して体重が落ちていなかったとしても、お腹を触って腹筋を感じれるようになっていたら成果を感じられますよね。
お腹の筋肉量が増えているな。脂肪が減って筋肉が増えたから体重は変わらなかったのかな。
体重以外でも自分の変化を感じられるようになり、努力を認めて自分はやれば変われるんだと自信に繋がっていきます。
痩せるためのダイエットではなく、『⚪︎⚪︎のためのダイエット』の方が成功しやすいですよ。
ダイエットを楽しむ気持ちを持つ
ダイエットは「辛く」「苦しく」「孤独」なものと決めつけていませんか?
キツいことやるから痩せられる。ダイエットといえば我慢。
こう思っていたらやりたくないのは当たり前です。
ダイエットにおける3大要素は「食事」「運動」「睡眠」です。
日常でこの3つの要素をいかに楽しく充実した生活に変化させていくかがポイントですね。
たんぱく質を多く、脂質を少なめの料理を基本とし1週間に1回は揚げ物や甘いものなど好きなものを食べる。
1人でウォーキングするよりも、奥さんと卓球やテニスで勝負する、子供にサッカーや野球を教える。
睡眠は「時間」と「質」を意識して夕方〜就寝前の行動を変えると翌日の爽快感や集中力がまるで違います。日々の生活がもっと活動的で充実していきますよ。
多くの方々が、短期間で、楽して、減量のみを目標とするダイエットに取り組んで高確率で失敗されています。
人生の貴重な時間を使ってダイエットに取り組むのですから失敗する確率を極力少なくして、体重減少だけでなく健康的で見た目も良くなり、なおかつ楽しんで実行していけるダイエット生活にしていきましょう!
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